オシャレなリノベーションのアイデア11選|事例紹介有り

(公開日:2022年9月12日/更新日:2023年9月4日)


オシャレなリノベーション

リノベーションを考えている方、オシャレな空間を作りたい方に向けた必見のアイデアをご紹介します。

経験豊富な建築士からの提案として、素材感を生かしたり、色使いを工夫したり、元々の構造を活用したり、光を利用したりすることがあります。
具体的な事例を交えながら、11のアイデアをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

 

「素材感」がオシャレなリノベーションのポイント

SNS映えするようなオシャレな家に住みたいですよね。とはいえ、何をどう考えれば良いのか分からないという方もいらっしゃると思います。そこで最初に紹介するポイントが、「素材」にこだわることです。

素材は家全体の印象を決める土台になるため、オシャレさを求めるなら外せません。以下にいくつかの事例を紹介するので、好みに合うリノベーションがあれば、気軽にお問い合わせください。


天然無垢材「メープル」が穏やかでオシャレな空間を演出するリノベーション

部屋の印象を決めると言っても過言ではない床に、天然無垢材の「メープル」を活用したリノベーション事例です。メープルは乳白色で優しい色合いと、温かみある木目が特徴。どのような壁紙や天井、家具とも相性が良いので、ナチュラルながらも垢抜けた印象の空間に仕上がりました。

施工前の床も木材でしたが、メープルを使ったことにより、さらに木の温もりを感じられます。メープルは傷みやすいように思えるかもしれませんが、野球のバットやボーリング場の床材としても使われる固くて丈夫な建材です。

 

メープル素材を活用したリノベーション
施工前

 

メープル素材を活用したリノベーション2
施工後


メープル素材を活用したリノベーション事例詳細


ブラックウォールナットが上品な大人の空間を演出するリノベーション

壁面や天井に、「世界三大銘木」と呼ばれる高級木材・ブラックウォールナットのパネリングを使った事例です。床には国産ナラ材を敷きつめ、天然木材をふんだんに使用。

気品ある世界観を決定付けるのは、立体的で美しい木目と、重厚感ある色味です。海外の貴族が好んだ材木だけあって、耐久性の高さも折り紙付きです。上品でムーディな雰囲気が好きな方は、ぜひブラックウォールナットを活用してください。

ブラックウォールナットを活用したリノベーション(施工前)
施工前

 

施工後

 

ブラックウォールナットを活用したリノベーション事例詳細


リビングの壁にレンガを敷き詰めたヴィンテージ調のリノベーション

壁紙は、何も平面である必要はありません。こちらの事例のように、リビングの壁にレンガを敷き詰めてリノベーションを行なうという方法も、オシャレな空間を造る手段の1つです。施工のポイントは、部屋の壁一面だけにレンガをあしらうこと。これによって、空間に方向性と立体感が生まれます。

レンガはヨーロッパの建材として、古くから使われていたこともあり、「ブリティッシュ・ヴィンテージ」といったキーワードが気になる方にオススメ。カビなども生えにくいため、高温多湿な日本の気候とも相性が良いと言えます。

 

レンガを活用したリノベーション事例(施工前)
施工前

 

レンガを活用したリノベーション事例詳細(施工後)
施工後

レンガを活用したリノベーション事例詳細

「色使い」でぐっとオシャレになったリノベーション事例

素材感以外にも、配色のポイントを押さえれば、内装をオシャレにできます。良くある失敗は、とにかくカラフルにしようとすることです。

色と色の組み合わせを考え、どういう印象にしたいのかを考えましょう。色が持つイメージを理解して、空間全体のバランスを整えることが大切です。


優し気なパステルカラーのドアに癒されるリノベーション

白を貴重とした空間に、3つのカラーを施したドアを設置した事例です。ふわりと柔らかな優しい印象は、一体どのようにして表現したと思いますか。答えはドアにパステルカラーをあしらったことです。

淡く優しい、水色・黄色・緑色の組み合わせが、全体にフレンチな印象を与えています。「頑張りすぎていない、でも何故か気の利いた部屋だな」と思わせるリノベーションの事例です。

パステルカラーを活かしたリノベーション事例詳細
施工前1

 

パステルカラーを活かしたリノベーション事例(施工前2)
施工前2

 

パステルカラーを活かしたリノベーション事例(施工後1)
施工後1

 

パステルカラーを活かしたリノベーション事例(施工後2)
施工後2

 


パステルカラーを活かしたリノベーション事例詳細


室内空間をモノクロ調でシックに統一したリノベーション

「せっかくリノベーションをするなら、住まい全体の印象を統一したい」と考える方も多いと思います。こちらの事例では、室内の空間を全てモノクロ調に統一しました。床以外の色を白~黒の範囲に収めたことで、内装全てがシックな印象になっています。

しかしながら、あまりにもモノクロ過ぎると機械的で暗い印象になってしまうため、木目の明るい床材と、リビングの壁紙に若草色のアクセントを配しました。そうすることで全体のバランスを保つことに成功しています。

モノクロ調で統一感を出したリノベーション事例(施工前)
施工前1

 

モノクロ調で統一感を出したリノベーション事例詳細(施工後1)
施工後1

 

モノクロ調で統一感を出したリノベーション事例詳細(施工前2)
施工前2

 

モノクロ調で統一感を出したリノベーション事例詳細(施工後2)
施工後2


モノクロ調で統一感を出したリノベーション事例詳細


赤い絨毯がホテルのような雰囲気を演出するリノベーション

「家をホテルのようにラグジュアリーな雰囲気にしたい」というご要望にもお応えしています。こちらの写真では、目の覚めるような赤い絨毯を敷き詰めたことで、非日常を感じさせる空間をつくり出すことに成功しています。白い壁とのコントラストが鮮やかで、華やかな雰囲気に仕上がりました。

一方、リビングでは床に濃茶、天井や壁に白を配置しました。色は重力と同じように、濃い色が下に来ると安定感が出ます。壁から天井までを覆う大きな白い壁紙は、キャンバスでいう余白部分を演出。色彩のコントラストが開放感を生み出しています。

色彩のコントラストで非日常を演出したリノベーション事例(施工前1)
施工前1

 

色彩のコントラストで非日常を演出したリノベーション事例(施工後1)
施工後1

 

色彩のコントラストで非日常を演出したリノベーション事例(施工前2)
施工前2

 

色彩のコントラストで非日常を演出したリノベーション事例(施工後2)
施工後2

 

 

色彩のコントラストで非日常を演出したリノベーション事例詳細

元の構造をオシャレに活用したリノベーション事例

築年数の古い中古物件は、無骨な梁や柱が目立ち、土間が家の真ん中に鎮座していることが良くあるものです。これらは家の構造上動かすことができないため、「どうしても古い日本風の家のイメージは拭えない。リノベーションは諦めよう」と考えてしまう方もいらっしゃいます。

でも、安心してください。コントラストを利かせたカラーリングを行なうなど、アクセントとして活用することで、オシャレな空間を作り上げることが可能です。


柱と梁が空間を引き締めるアクセントとなるリノベーション

例えばこちらの事例では、柱と梁がいくつもせり出した家を、オシャレな空間にリノベーションするために、空間デザインとして活用しました。白の壁紙に対して梁や柱の色は、コントラストの効いた焦げ茶色。

空にラインが走ったようなデザインは、空間が引き締まって見える効果を生み出しています。また、床の素材を使い分けたことにより、キッチンエリアとリビングエリアを視覚的に区切って奥行きを出すことにも成功しています。

梁と柱を活かしたリノベーション事例(施工前)
施工前

 

施工後
施工後

 


柱と梁を活かしたリノベーション事例詳細


土間を活かしたアメリカンガレージスタイルなリノベーション

大きな土間があった家をリノベーションした事例です。土間を取り払うのではなく、デザインの基点にして設計。床と地続きの造りでアメリカンガレージスタイルに仕上げました。

色も素材もハードな印象を与える物を活用しています。広い空間になっているため、自転車やアウトドア用品をおいても違和感がなく、アクティブなライフスタイルを好む方にピッタリです。

土間を活かしたリノベーション事例(施工前1)
施工前1

 

土間を活かしたリノベーション事例(施工後1)
施工後1

 

土間を活かしたリノベーション事例(施工前2)
施工前2

 

土間を活かしたリノベーション事例(施工後3)
施工後2

 


土間を活かしたリノベーション事例詳細

 

「光」がオシャレさを際立てるリノベーション事例


1つ目のアイデアは、採光の工夫です。採光の工夫次第で、部屋の印象がガラッと変わります。自然光を取り入れることで、部屋が明るくなり、空間が広く見える効果も期待できます。

また、冬場や寒い地域では暖かさが向上し、省エネ効果もあります。さらに、日光を浴びることによる健康効果も得られるメリットもあります。


2つ目のアイデアは、照明の使い方です。照明の選び方や配置次第で、ムードや空間の奥行きを表現することができます。具体的な事例を見ていきましょう。

 

 

光と風を取り入れた開放感あふれるリノベーション

こちらの事例は、施工前と施工後の間取りを見比べていただくと、違いがよくわかると思います。

 

施工前1

 

施工前2

 

施工後1

 

施工後2

 


施工前は壁や間仕切り、ドアなどに囲まれた閉鎖的で暗く、狭い空間でした。施工後は大胆に壁を取り払い、水回りの壁と必要最低限の間仕切り壁のみにしました。壁を最小限にしたことで、空間が広くなり、部屋全体が明るくなっています。

既存の住宅、特にマンションの場合、後から窓を取り付けることは構造上も、マンション管理規約上も難しいです。窓の場所や数、面積などが限られている中で、光の効果を最大限に活かすため、思い切って間仕切り壁を取り払いました。壁は壊せないと思われている方も多いのですが、耐震性などを加味した上で撤去は可能です。

壁が最低限になったことで、光と風を取り入れた開放感あふれるリノベーションが実現しました。

▶︎光と風を取り入れた開放感あふれるリノベーション事例詳細

 

ダウンライトの昼光色で木のぬくもりが際立つリノベーション

照明器具というと、部屋の天井のど真ん中に付ける蛍光灯やシーリングライト、シャンデリアのようなペンダントライトをイメージしていませんか。

 

照明はリビングや寝室、応接間や子供部屋、廊下など、それぞれの部屋のイメージや実用的な必要性に合わせて選ぶのが一般的です。和室は和風のシェード、水回りは小さなライトなど定型化している側面もあります。

 

リノベーションでオシャレにしたいなら、照明の使い方も工夫しましょう。この事例では、全居室照明にダウンライトの昼光色を使用しています。ダウンライトは天井に光源を埋め込むタイプなので、シェードの形や凹凸が気にならず、天井がフラットになり、空間も広がります。昼光色を選んだことで、天井から穏やかな光が放たれ、室内の木のぬくもりが際立つ仕上がりになりました。


施工前

 

施工後1

 

施工後2

 

 

▶︎ダウンライトの昼光色で木のぬくもりが際立つリノベーション事例詳細

 

 

「採光」と「照明」で爽やかさが引き立つリノベーション

3つ目の事例は、光を最大限に活かし、自然の採光と照明の両方を活用したリノベーションです。

施工前1

 

施工後1

 

施工後2

 

ベランダ側の窓と、住戸側面の窓からの光を採り込めるように、レイアウトを変更しました。さらに、照明器具は間接照明を配置しています。間接照明は直接部屋を照らすのではなく、天井や壁、床などに光を反射させることで生じる間接的な光で、空間を穏やかに照らす方式です。

 

今回のリノベーションでは、壁と天井に光が上がる間接照明を配置しました。間接照明の効果で、部屋の奥行きがプラスされています。

リノベーションで壁や間仕切りを取り払う方法もありますが、構造上の限界があります。採光の工夫と間接照明の活用によって、目の錯覚などを利用し、より広々とした空間を実現することが可能です。

 

▶︎「採光」と「照明」で爽やかさが引き立つリノベーション事例詳細

 

オシャレなリノベーションのアイデアまとめ

オシャレなリノベーションをするには、素材感を活かす、色使いを工夫する、元々の構造を活用する、光を利用することなどのアイデアを出すことがポイントです。

既存の住宅をベースにアイデアを工夫することで、明るく見えることや広々とした空間づくりにつながります。

CMCはリノベーション実績が豊富であり、お客様の満足度も高いです。直近1年間のお客様アンケート調査では、95%の方が大満足or満足と回答しています。
お客様に寄り添い、お客様のニーズに応えるため、さまざまな資格を持つスタッフがアイデアを出し合って、チームでプランニングをしています。スタッフは一級建築士や二級建築士をはじめ、インテリアコーディネーターや色彩検定一級保持者など、高い空間デザイン能力を持った人材がいますので、安心してご相談ください。

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