【5分でわかる!】介護リフォーム費用相場

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「高齢になった両親の介護のため」「自分が高齢になった時のために」という理由で、持ち家を介護用にリフォームしたいと考えていませんか?


今回はそんな方に向けて、介護用リフォームの費用感や補助金・減税について説明します。
工事を依頼する際の注意点なども記載しますので、参考になればと思います。

【箇所別】介護用リフォームの費用相場

まずは介護リフォームの事例が多い箇所の費用相場から見ていきましょう。
よく行われるリフォーム箇所と大体の費用を知っておくと、予算に合わせて対応箇所を選びやすくなります。
■  手すりの設置 
1メートルあたり約5,000〜1万円が手すり本体の価格相場です。
玄関・階段・トイレ・お風呂場・リビングなど、手すりはいろんな場所に設置するため、合計すると6〜10メートルほどの長さになります。施工費用も合わせると約3〜10万円が相場です。
■  段差の解消 
木の埋め込み・スロープを含め、1箇所あたり約2〜15万円です。
段差は介護が必要な人にとって、想像以上にケガをしやすく危険な場所です。階段はもちろん、敷居などの小さな段差であっても転倒の原因になります。
■  通路幅の拡張 
通路の長さや部屋の大きさにもよりますが、目安は約30〜100万円です。
車椅子を利用する方の場合、通路幅が90cm以上ないと通りづらいため、廊下の幅を拡張しなければなりません。マンションや耐力壁が通路にある戸建てでは、拡張できないこともあります。
■  ドアの変更 
開き戸から引き戸への変更は1箇所約10〜15万円です。
体が動きにくくなったり、車椅子が必要になったりすると開き戸の開閉が難しくなります。スムーズに移動できるように、ドアの変更は重要です。
■  玄関スロープ 
スロープと手すりの設置工事は約20万円です。階段や門の撤去・土間の工事も同時に行うと、合計は約40〜50万円かかります。
玄関と地面との段差がなくなると、車椅子や杖を使う方も出入りしやすくなるため、多くの方が玄関にスロープを設置しています。
■  浴室 
滑りづらい床材への張り替え・手すりの設置・浴槽の交換・暖房設備の設置を行なうと約70〜150万円。今まで使用していたお風呂で危険が伴う場合、介護用のユニットバスへ丸々変更する方法もあります。これはプラス約80〜110万円かかります。
■  トイレ 
和式から洋式への変更に約20〜40万円、スペースの拡張で約10〜30万円かかります。
リビングから移動しやすい場所にトイレを設置するため、約40〜60万円プラスして、介護用のトイレを別に設ける方も多いです。

介護用リフォームで使える補助金・減税制度

介護を目的としたリフォームは補助金や減税制度があるので、是非活用しましょう。


先ほど紹介した全ての箇所をリフォームした場合、約600万円必要になります。
こうした補助金・減税を活用することで、費用を数十万円削減することができるので、ぜひ覚えておいてください。

補助金・減税を受けられる工事は下記の6種類です。

● 手すり取り付け
● 段差解消
● 特定の床材への張り替え
● 扉の引き戸化
● 便器の取り替え
● 上記の付帯工事

詳しい制度について

65歳以上の高齢者は身体機能の低下によって住宅内の事故が起こりやすくなります。

そのため、上記のような事故防止や自立した生活を目的としたリフォームであれば、住宅改修費として補助金を受けられるので、ぜひご活用ください。


■  高齢者住宅改修費用助成制度 

最大20万円まで、リフォーム費用の9割までを補助してくれる制度です。
条件は「助成金対象の工事を行なうこと」「要支援・要介護認定を受けていること」の2点。
転居後や要介護ランクが三段階以上上がった場合は、もう一度受け取ることが可能です。

■  所得税・固定資産税の控除 
上記で紹介した手すりの取付け・段差の解消・通路の拡幅・敷地内階段の勾配緩和・特定の床材への取替えといった「バリアフリーリフォーム」を行なうと、所得税と固定資産税控除の対象になります。

▶︎  詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ

介護のためにリフォームする際は、ケアマネージャーと呼ばれる専門知識を持った方と相談してから決めるのが、将来的にも後悔しない介護リフォームを成功させる得策です。


住まいに関する内容については私共でしっかりとサポートさせていただきますので、介護についてはどの様な対策が必要か、どの様な設備があると安心か、後悔のないリフォームをするためにしっかりとアドバイスをくださるケアマネージャーの方とお話しください。

ケアマネージャーは、介護内容はもちろん、リハビリや自主的な運動を促すためのプランも設定してくれます。

補助金・減税について理解できたとしても、自己判断で何もかも取り付けてしまうと、運動能力の低下が進んでしまうことも少なくありません。必要なケアに応じた設備を準備するのが非常に大切です。