【知らなきゃ損!】持ち家リノベに使えるローン



「実家をリノベーションしたい!でも費用が高額になりそうで心配…」なんて方も多いのではないでしょうか?実際に、弊社でもご相談を受けることが多くいので、記事にすることにしました。

実は、リノベーション・リフォームでかかる費用が心配な方のために、リノベーションとリフォーム専用の「リフォームローン」があります。


今回の記事では、住宅ローンとリフォームローンの違いやリフォームローンのメリットなどを説明します。ローンの制度を理解することで、将来設計をうまく立てられるようになるので、ぜひご一読ください。

住宅ローンとリフォームローン、何が違うの?

リノベーションに使えるのは「住宅ローン」と「リフォームローン」の2種類です。それぞれ上限額や金利、返済期間などが違うので、順を追ってご説明し致します。

■ 高額の借り入れに適している住宅ローン 

住宅購入や、リノベーションで活用できるのが住宅ローンです。
土地や建物を担保として借り入れを行なうローンで、民間の金融機関が取り扱っている「民間ローン」と自治体などが独自で取り扱っている「公的ローン」があります。

【住宅ローンの特徴】
●およそ1%前後の低金利
●借入限度額が1億円程度と多い
●35年程度までの長期返済が可能
●審査基準が厳しく、審査の期間が長い



■ 短期返済に適しているリフォームローン 

所有している住まいや購入した物件をリフォーム・リノベーションする際に活用できるのがリフォームローンです。

【リフォームローンの特徴】
●住宅ローンに比べて2~5%と、高金利
●借入限度額が500万円~1000万円程度
●15年程度までの短期返済
●審査期間は早ければ1~5日程度とスピード感がある


また、リフォームローンには「無担保型」と「有担保型」があり、工事の規模によって選ぶのが一般的です。

◎ 高額なリノベーションには有担保型! 

二世帯住宅にしたり、部屋を増やしたり、間取りを大きく入れ替えたりするリノベーションには、有担保型がおすすめです。
手数料は割高ですが金利は低いので、1000万円規模の場合、有担保型の方がトータル返済金額が低くなります。



◎ 小規模なリノベーションには無担保型! 

無担保型はキッチンの入れ替えなど、小規模な工事を行なうリフォームにおすすめです。
金利は有担保型より高くなりますが、手数料や保証料が安くなります。少額の借入であれば、無担保型の方がトータル返済金額は低くなります。

リフォームローンのメリット・デメリット

ここからはリフォームローンについて詳しく紹介していきます。
まずはメリットから見ていきましょう。

■ メリット 

・審査が緩く早期に借り入れが可能
リフォームローンは年齢、収入、個人信用情報の3点で審査されます。
借入時が20〜70歳、完済時が80歳未満であれば年齢はクリア。年収は200〜300万円あれば大体の審査は問題ないでしょう。

・無担保型なら抵当権設定は不要
無担保型のリフォームローンは、利息分を含めた借入金を返済するだけ。
抵当権(土地や建物を担保にする)を設定する必要がありません。必要な書類も少なく、手続きが簡単です。

・住宅ローンと組み合わせられる
住宅ローンの返済期間が残っていたとしても、リフォームローンを活用できます。
また、住宅ローンとリフォームローンを一つにまとめた「一体型リフォームローン」を活用すれば、中古住宅の購入&フルリノベーションも可能に!

一体型はローンの返済期間が最長35年、金利が住宅ローン基準に下がるのもメリットです。


■ デメリット 


リフォームローンにはメリットが多い一方で、デメリットもあります。

・借入限度額が低い
借入額は最大1000万円程度まで。
フルリノベーションの施工費は、こだわれば約2500万円を超えることもあります。
残りの費用は貯金して用意するか、別のローンをさらに組まなければなりません。

・プランが少ない
リフォームローンの金利は「変動金利型」と呼ばれる年2回金利が変わるプランのものがほとんど。
住宅ローンのように「全期間固定金利型」や「固定金利期間選択型」といった、金利が変わらないプランは滅多にありません。
したがって、リフォームローンを活用する際は、金利変動によって返済額が増減することを理解しておかなければいけません。

減税や補助金制度を使える!

施工箇所や条件にマッチしていれば、所得税や固定資産税、贈与税の減税を受けられます。
➡ 詳しくはこちらをご覧ください。


また、減税だけでなく補助金の対象となるリノベーションもあります。
自治体や年度によって内容は異なりますが、最大で300万円程の補助金制度も過去にはありました。

減税や補助金制度は年度によって異なるため、最新情報のキャッチアップが必要です。
自力で集めるのは難しいため、プロに相談しアドバイスを受けるのがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、リノベーションで使える「住宅ローン」「リフォームローン」について紹介しました。

リフォームローンは住宅ローンよりも審査が緩く、リノベーションやリフォームなど、少額の借入に向いています。また、住宅ローンと組み合わせることも可能です。
どのような借り方をすればよいかは、お客様の状況によって異なります。

弊社は大切なお住まいに関わる一級建築士事務所として、ローンや減税・補助金制度についての知識がございます。専門知識を持ったスタッフがお客様にマッチするローンや制度について丁寧にご説明いたします。

ご不明点やお悩みなど、お気軽にご相談・お問い合わせくださいませ。
誠心誠意ご対応させていただきます。


 

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