【戸建てフルリノベーション】費用相場や成功のポイントを紹介


公開日:2022年4月10日/更新日:2022年11月2日

「高齢になった両親が心配」「理想の住宅を手に入れたいけど、新築は予算的に難しい」などのお悩みを抱えていませんか。そのようなお悩みを解決する手法の一つに「戸建て住宅のフルリノベーション」があります。

 

住宅全体をフルリノベーションすることにより、理想の住環境や、安心してより長く住める住宅が手に入りやすくなります。また、ライフスタイルの変化に応じた間取りの変更も可能です。

 

とはいえ、フルリノベーションは大がかりな工事です。事前にチェックしたいことや疑問などがいろいろと生まれることでしょう。

 

今回は、戸建て住宅をフルリノベーションする際の費用やメリット、デメリットについて解説します。実際のリノベーション事例を紹介するので、フルリノベーションの全体像をイメージするためにぜひ、ご覧ください。

戸建てのフルリノベーションとは? 

 

フルリノベーションとは、住まい全体のリノベーションを意味します。もともとある住まいに必要な工事を施し、価値や利便性を高めることを目的とする手法です。

 

多くの場合、フルリノベーションは解体を伴います。「それって建て替えじゃないの」と思うかもしれません。

 

しかし、フルリノベーションは住宅を完全に解体するわけではありません。骨組みを残して間取りだけを大幅に変更するスケルトン・リノベーションとも呼ばれる手法で、建て替えとは性質が異なります。

 

また、リフォームと同様の意味にも思えるかもしれませんが、リフォームは老朽化した部分の修繕が主目的です。大規模な解体をともなうことはありません。やはりフルリノベーションとは異なる性質だと言えるでしょう。

 

フルリノベーションは幅広い目的に対応できます。育児や介護などライフスタイルに合わせた住宅環境の構築や、いまの住宅に感じる不満を解消する有効な手段のひとつとして、多くの方に選択していただける優れた方法です。

 



フルリノベーションのメリット

中古戸建てのフルリノベーションは、新築戸建ての購入や建て替えよりも低コストで自由な設計が叶うメリットがあり、二世帯住宅など理想の暮らしを実現したい方に向いています。



 ■ 理想の家を実現可能  

フルリノベーションは、住宅すべてを対象にしたリノベーションです。
一度骨組みの状態に戻すために排水管などをすべて外すので、水回りの位置など間取りを自由に変更でき、理想の家を手に入れられるのが魅力です。

注文住宅を建てるときと同じように自由度が高く、間取り以外にも設備や素材も好きなものを選べます。とことんこだわりたい方、理想の家に住みたいという方には中古戸建てのフルリノベーションがおすすめです。

 ■ 低コスト  


フルリノベーションは柱や基礎といった骨組みを残したまま実施するため、解体費用がかかる建て替えや新築購入よりもコストが抑えられます。

また、建物の構造部分を見られるため、現状の耐震性をチェックすることが可能です。
劣化があった場合は、リノベーションと併せて耐震補強工事をすることで安心して長く暮らすことのできる住宅に生まれ変わります。

 ■ 法的な制限を受けない  


築年数の古い戸建ては、建築に関わる法律の改正や区画整理によって、建てた当時よりも土地の制限が厳しくなっている場合があります。
建て替えの場合は一度解体するため、現在の規制に則った述べ床面積にしなければならず、今よりも狭くなってしまうこともあります。

その点、フルリノベーションの場合は、基礎部分が残っているため、この制限を受けづらいため、自由に家を作り変えられます。

 ■ 資産価値が上がる可能性がある  


建物の価値は築年数とともに下がっていくものです。

しかし、フルリノベーションをして新しく生まれ変わったことで資産価値が上がり、もし売却をされる際に有利になる場合があります。

将来的には賃貸として貸し出し、収入源として活用する方法もあります。



フルリノベーションのデメリット

フルリノベーションのデメリットも知っていただき、メリットと同様にしっかりとご検討ください。



 ■ 住み始めるまでに時間がかかる  


建て売りされている戸建ては購入後にすぐ住み始められますが、フルリノベーションは全てを作り変えるため設計や工事に時間がかかります。戸建てを二世帯住宅にするなら、設計・施工それぞれで3ヶ月以上かかることを想定しておきましょう。

現在、二世帯住宅へのフルリノベーションを検討し始めている方であれば、設計・工事合わせて半年程度必要になることを含めてスケジュールを立てましょう。

 ■ 施工会社選びが難しい  

フルリノベーションは地盤や耐震性など専門的な知識を必要とするだけでなく、古い基礎と新しい建材をうまく組み合わせるために高い技術が必要です。

新築専門や、特化型のリノベーション会社では対応できない場合もあるので、イメージしている施工が実現できるのかをしっかりと確認することが非常に重要です。

そのため施工会社選びに難航し、なかなかリノベーションまで進まないことがデメリットとして挙げられます。弊社は耐震診断・リノベーションにおいて多くの実績がありますので、安心してご相談ください。

戸建てをフルリノベーションする際の費用相場

 

戸建て住宅をフルリノベーションする場合、施工範囲や建物の状況によって費用は変動しますが、相場は下記のとおりです。 費用についても使用する設備や施工会社により異なるため、あくまでもイメージとして参考にしてくださいね。

 

■ 外壁は残して内装フルリノベーションした場合  

 

・20坪で750万円~1200万円ほど

 

・50坪で1400万円~2000万円ほど

 

■ 内装・外装あわせてフルリノベーションした場合  

 

・20坪で1000万円~1400万円ほど

 

・50坪で1900万円~2500万円ほど

 

フルリノベーションする場合、このように坪数が費用に大きく関わります。

 

戸建てのフルリノベーションでは、おおむね施工面積(㎡)×約22万円~27万円が必要になると考えておくと基本的な費用を算出しやすくなるでしょう。

 

それに加え、諸々の条件によって費用が変動します。変動の幅は施工内容によって大きくなるケースもあるため、まずは施工を依頼する工務店に見積もりを出してもらいましょう。施工内容と見積もりを把握した上での予算立てをおすすめします。

 

箇所別の工事費用を紹介

 

実際に戸建てをフルリノベーションするなら、複数箇所の施工を行うことになります。それぞれの箇所について、費用相場を見てみましょう。

 

間取り変更の費用

 

間取りの変更は、それぞれの部屋を仕切っている間仕切りの撤去作業と、新しい間取りにするための新設作業が行われます。

 

施工内容

費用相場

間仕切りの撤去

1箇所につき約7万円~23万円

間仕切り(ドア)の新設

1箇所につき約15万円~20万円

 

新設する間仕切りにもドアやふすまなど複数の選択肢があり、選択したものによっては費用が変動することも。上記はドアの新設の費用相場になっています。

 

水回りの工事費用

 

台所、トイレをはじめ、水回りの工事は数箇所におよびます。それぞれの費用相場は以下の通りです。

 

施工箇所

費用相場

台所(キッチン)

約50万円~150万円

風呂(浴室)

約50万円~150万円

洗面所

約15万円~50万円

トイレ

約15万円~50万円

 

複数箇所の同時施工をセットとして、お得な料金をご提案できる場合があります。リノベーションを検討中の方はぜひ、弊社にご相談ください。

 

リビング・洋室・和室・玄関・廊下の費用

 

リビングをはじめとする部屋は生活で多くの時間を過ごすので、こだわりたいですよね。玄関や廊下も家の印象を大きく左右する重要な箇所です。こちらの費用相場は主に以下のようになっています。

 

施工場所

費用相場

玄関

約20万円~100万円

廊下

約20万円~100万円

洋室・和室

約20万円~50万円

リビング

約15万円~50万円

 

これらの箇所は、費用に幅があるのが特徴です。これは施工内容や使用する建材などによって費用が大きく変わってくるためです。また、前述のように坪数も考慮しましょう。どのような家にしたいのかイメージを固めていただくと相談がスムーズに進みますよ。

 

収納の設置費用

 

フルリノベーションでは収納を増やすケースも多々あります。昨今は壁付け収納(クローゼット)や、使い勝手の良いウォークインクローゼットを取り入れる方も増えています。

 

施工場所

費用相場

ウォークインクローゼット

1箇所設置につき約18万円~80万円

壁付け収納(クローゼット)

1箇所設置につき約10万円~48万円

 

このように壁付け収納にするよりウォークインクローゼットにする方が、費用が高くなる傾向があります。

 

耐熱・断熱化工事の費用

 

築年数が経過した住宅のフルリノベーションでは、耐震工事や断熱工事を実施する例が少なくありません。

 

工事種別

費用相場

耐震工事

約25万円~200万円

断熱工事

約20万円~120万円

 

耐震工事は法律で決められた基準をクリアする必要があります。弊社は耐震リノベーションの実績も豊富ですので、安心してお任せください。

 

断熱工事は冷暖房の効率を高め、省エネ化を図れます。また、季節による室内の寒暖差による体への負担を抑える効果もあります。

 

外壁・屋根の費用

 

外壁や屋根の劣化があればフルリノベーション時に同時施工をする方も多いようです。

 

施工場所

費用相場

外壁

張り替え

約130万円~230万円

重ね張り

約100万円~200万円

塗装

約50万円~180万円

屋根

葺き替え

約60万円~300万円

重ね葺き

約60万円~250万円

塗装

約30万円~80万円

 

重ね張り、重ね葺きはカバー工法とも呼ばれます。外壁や屋根の劣化は戸建ての宿命と言えますので、適切な施工を検討しましょう。

 

フルリノベーションの事例


< 1 > ハイクラスな木造リノベーション
 …(費用感:約2400万)


水回り・寝室・外構など、内装と外構のフルリノベーションを行いました。

壁や天井にはブラックウォールナット、床にはナラ、といった天然木材を使用し、エントランスまわりの外壁はレッドシダーで構成することで、木のぬくもりを感じられる上品な住まいに。

室内のメインカラーはホワイトで、広さを感じられる空間になっています。
さらに、木造建築では難しいとされている広いLDKを実現した自慢のリノベショーン事例です。


< 2 > ヨーロッパを思わせるスタイリッシュな欧風リノベーション
 …(費用感:約600万)


リビング・天井・洗面化粧台・玄関・ベランダといった内装のフルリノベーションです。

色鮮やかで印象的なレンガ壁、モルタル製のキッチンボード、ヴィンテージの本棚で垢抜けた印象のリビングへ。洗面エリアの建具を金色にしたり、壁やドアにカラフルな色を取り入れたりと、ヨーロッパテイストのオシャレなカラーリングを施しました。

戸建てのフルリノベーションを成功させるコツ

 

フルリノベーションを成功させるためには、事前にいくつかのコツを意識しておくと役に立ちます。

 

まず、もともとの物件に合わせたリノベーションデザインを考えましょう。新築住宅を建てるわけではなく、既にある住宅を生まれ変わらせるのがフルリノベーションです。

 

「リノベーションしやすい構造か」「理想の住環境を実現できる物件か」など、現在の住宅の状況を把握し、フルリノベーション後のイメージに反映させましょう。

 

そのためには理想を明確化することも重要です。専門的な部分は設計士や工務店に任せるとしても、「こんな設備が欲しい」「生活動線をこうしたい」など、できる限り情報を明確にしておきましょう。

 

そして、予算との兼ね合いも重要です。予算によっては理想のすべてを盛り込めないかもしれません。リノベーション箇所に優先順位をつけ、まずは「生活に必要なもの」から組み込んでいくと、バランス良くリノベーションの計画を進められます。

 

フルリノベーションができる会社の見つけ方

 

いざフルリノベーションを検討することになっても、どの建築事務所に依頼をすれば良いのか迷うかもしれません。実際、建築事務所には得意な分野・不得意な分野があります。

 

インテリアをはじめとした内装工事が得意、戸建てよりもマンションのリノベーションが得意、大規模なリノベーションが得意などに分類できるため、リノベーションを成功させるのであれば慎重な選択が必要です。

 

とくに一戸建てのフルリノベーションとなると難易度が高くなります。相当な知識や経験がなければ理想通りの住宅を実現するのは難しいでしょう。実績が豊富な建築事務所への依頼がおすすめです。

 

CMCはフルリノベーションを数多く手がけ、実績を積み重ねております。こちらのページにて弊社が手がけたリノベーションの施工例をご覧いただけますので、ぜひ参考になさってください。


CMCのリノベーション実績


まとめ


子育てや両親のご心配などがあり、二世帯住宅へのリノベーションを検討している方に向けてフルリノベーションの費用やメリットについて紹介しました。

二世帯住宅は通常の戸建てよりも設備が多くなるため、理想の実現を叶えつつも予算を抑える工夫をすることが必要になると考えます。 フルリノベーションの場合は、内装・外装全てを作り変えても1000~2500万円ほどで済むため、新築を購入したり、建て替えたりするよりも費用が抑えられます。

住み始めるまでに時間がかかるというデメリットもありますが、費用面・満足度の高さから見ても、戸建てのフルリノベーションはおすすめです。

費用を抑えて安心できるマイホームを作れる戸建てのフルリノベーションは弊社にお任せください。実績豊富な私たちが、今お住まいの戸建てをしっかりと調査し、耐震診断・お見積りいたします。ぜひ一度ご相談くださいませ。

戸建て住宅のリノベーションについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひ、参考にしてください。

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